- 運動能力や筋力の弱体化
- 性的ときめきや精力の低下
- 意欲・精神的な鋭さの低下
- 骨粗しょう症の進行
- 皮膚のツヤ・ハリや柔軟性の低下
当院では、成長ホルモン・DHEA・甲状腺ホルモン・女性ホルモン・男性ホルモン等10種類のホルモンの体内バランスを測定し、症状に応じ最適なホルモンを処方いたします。
米国の信頼のおける機関からの天然ホルモン(生物製剤)を使用するためとても身体に優しい治療です。
天然ホルモンとは身体にとって「ナチュラル」なホルモン、つまり、私たちの身体の中に元々あるホルモンと化学的に全く同じホルモンのことです。
また定期的に血液検査を行い、血中ホルモン濃度をチェックいたします。
私たちが健康を維持していく上で、重要な役割を果たすのがホルモンです。
多種多様なホルモンが分泌され、相互に働き合うことで、心とからだの健康バランス、そして若さを保っているともいえます。
しかし、残念なことに若さを保っているホルモンの分泌は30歳を過ぎたころから低下していきます。
主要なホルモンの分泌が低下すると、次のような症状が起こってきます。
これらの症状は、まさしく「老化」と同じこと。
ホルモン分泌は、運動不足、ストレス、過労、睡眠不足など悪い生活習慣や食習慣を放置することで、ますます低下します。
アンチエイジングの指標に「ホルモン年齢」という項目がありますが、これは「何歳平均のホルモン分泌状態に相当するかを表した機能年齢」のことです。
つまり、ホルモン年齢が若ければ、実際の年齢よりも若々しい人であることの証(あかし)となるのです。天然ホルモンとは身体にとって「ナチュラル」なホルモン、つまり、私たちの身体の中に元々あるホルモンと化学的に全く同じホルモンのことです。
「以前と比べると無理がきかなくなっている・・・」そんな風に感じることはありませんか?
副腎で産生されるデヒドロエピアンドロステロン(DHEA)は、免疫、脂質代謝などに関係し、体内に最も多く存在するホルモンです。性ホルモンの元になることから「マザーホルモン」ともよばれます。タンパク質合成を促進して細胞新生、免疫システムの働きを高めます。また、強力な抗酸化作用や脳機能を向上させる効果、ストレス緩和効果、抗癌(がん)効果があります。余分な脂肪やコレステロールを減らすため、心臓病の予防にも効果的です。
DHEAで起こる症状
成長ホルモンと聞くと「使うと背が伸びるの?」と思われるかもしれませんが、大人になってしまうと身長は伸びません。
しかし、大人に対しては筋力の維持やアップ、免疫力向上、やる気・積極性アップ、脂肪量減少など、多くの効果を持つ「ヒーリング・ホルモン」として働きます。
この成長ホルモンに関する文献から現代のホルモン補充療法が始まったともいえ、非常に効果の高いホルモンです。
卵胞から分泌されるホルモンで、その成長に伴って量が増加します。子宮内膜を厚くする作用があり、妊娠をする準備をするホルモンです。いわゆる女性らしい体を作ったり、肌の新陳代謝の促進をする働きをします。40年以上も前から、のぼせ、情緒不安定、不眠症など女性の更年期の症状の治療薬として使用されています。シワや肌質、髪質を改善し、若々しさを与えます。また女性の骨粗鬆症やアルツハイマー病、心臓病、うつなど加齢に伴う病気を防ぐ効果もあることが証明されています。
子宮、副腎から分泌され、エストロゲンとのバランスをとることで、エストロゲンの持っている効果を高めます。子宮内膜や子宮筋の働きを調整したり、乳腺の発達や体温上昇などを行うホルモンです。体脂肪を減少したり、骨粗鬆症を予防する効果があります。また、エストロゲンと共に、心臓疾患を予防したりする一方、エストロゲンの行き過ぎた作用を抑え、子宮がんのリスクを減らしたりする効果もあります。抗炎症効果、緊張や不安などを取り除く効果があります。また、サイロイドホルモンの働きを助け、月経をスムーズにし、性欲を改善します。女性の精神を落ち着かせるホルモンです。
※医療保険の範囲で「ホルモン療法」として処方されるものは「プロゲステチン」等の「ホルモン様物質」です。
これは、エストロゲンの作用を抑えるどころか逆に強めてしまい副作用が出やすくなってしまいます。
当クリニックの使用する天然ホルモンは、このようなことはありません
女性だけでなく男性にも更年期があることをご存じですか?
また、若い方でもホルモンレベルが低いために疲れやすく、抵抗力が弱いという方が大勢おられます。
30歳を超えた方は、性別に関係なくナチュラルホルモン補充の適応です。
※ナチュラルホルモン自体に副作用はありませんが、補充のしすぎによる、それぞれのホルモンの過剰症は起きることがあります。ですが、定期的な血液検査を行い、きちんと医師と相談しながら進めていくことできわめて安全で有意義な治療と言えます。